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​英語職人について
オールライト 千栄美
Chiemi  Allwright
1972年 宮城県生まれ 明治大学文学部卒業 英国在住

 子供の頃から、何でも納得いくまで聞いたり、調べたりしないと気が済まない性格でした。家族からは「しつ子」(=しつこいの意)というあだ名で呼ばれていました(今でもです)(^^;。小学校6年生の時の夏休みの自由研究は、『専業主婦について』にしました。社会の授業で『専業農家』についてならったので、『主婦』の専業とはどういうものか、とても興味がわきました。

 

 中学に入って「英語」という新しい教科にわくわくしていましたが、授業で習うのは「納得のいかないこと」ばかりでした。「miss=~をし損なう」という日本語訳の後には「~がいないのを淋しく思う」という訳が書かれていたり、「expect=~を期待する、~を予期する」と習うたびに、「どうすれば、このひとつの英単語が、こんな違う意味になるのだろう」と、どうしても納得がいきませんでした。「命令文は動詞から始まる」と習った翌週には、Have a good day を習い、どうしてこんなことを命令形で言うのか、また納得がいきませんでした。

 

 英語の先生に質問するとよく、「これはテストに出ないから覚えなくても大丈夫ですよ」と言われました。中学2年の頃だったでしょうか、学年全員が自動的に英検3級を受けることになっていましたが、私は、全員受けるものを受けて内申書に書く意味が理解できずに、学年で一人だけ受験しませんでした。

 

 「しつ子」のまま大きくなり、英語が全く話せないままイギリス人と結婚することになりました。そこでまた私の探求心に火が付きました。これまで納得がいかず、誰も教えてくれなかった英語の謎がどんどん解明されていきました。「なんだ、そういうことだったのか」の連続でした。そして、「ではなぜこのように授業で教えてくれなかったのだろう」と疑問に思いまいした。

 

 英国に住むようになり、オンライン英会話の講師を始めました。またここで、どうしても理解できないことに出会いました。英会話をスクールやオンラインで何年も習っているのに、時制について正しく習ったことがない、発音も一度も習ったことがない、また、カフェでコーヒーを注文する時、Coffee, please でよいと習ってきた。。。。 などという受講者の方が大半を占めていたということです。『どうしてなんだろう?』と不思議に思い、いろいろ探った結果、今はその理由がよく分かります。

 

 現在の私のレッスン理論を作り上げてくれたのはこの、私の中の「しつ子」のおかげです。自分が納得した方法で、皆さんにも納得していただき、使えるようになるようお付き合いさせていただきます。

 著書『英語のショウタイ-今度こそ、英語を話せるようになりたいと願うすべての方へ』デザインエッグ社。
 
3児の母
資格:大学/英文科4年生時、ちょっとは準備勉強したつもりだったTOEIC 340点、(この時点で一度、『私の脳は英語ができないのだ』とDNAのせいにする)